2017年10月14日土曜日

三菱創設者・岩崎家本邸へお邪魔しました! 『旧岩崎邸庭園』  庭園のはしご ①

10月1日は都民の日でしたね。
この日は都内にある庭園の9つが、無料開放日でした。
その他にも動物園、植物園、美術館、博物館等が。

お得な情報をキャッチしたので、(笑)
以前から行きたかった『『旧岩崎邸』庭園』へ行って来ました。

香港や上海でさんぽしている気分になりました。




では、『旧岩崎邸庭園』へご案内!

旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられました。英国人ジョサイア・コンドルによって設計されたもので、現存するのは洋館・撞球室・和館の3棟です。木造2階建・地下室付きの建物とその庭園を公園として整備したもので、園内の歴史的建造物は、国の重要文化財に指定されている。

 
外壁
こちらの煉瓦は我が国初の煉瓦製造所で作られたものを使用しています。

 
 
中へ
門からお屋敷までちょっと歩きます。
さすが、財閥。



袖塀
 
岩崎家の家紋である「重ね三階菱」の意匠は
三菱の社章の基となったもの。
 
 
 

 
旧岩崎邸



 
玄関で靴を脱ぎます。
スリッパ持参すれば良かった。(笑)
 

 
2階からの眺め

 
壁紙には金唐革紙が用いられている。

 
和館


 
洋館の装飾は17世紀英国のジャコビアン様式を貴重としているが、
ヨーロッパの石造りとは異なる19世紀米国の木造建築の表情を合わせ持ち、
南側1,2階にはコロニアル様式の広いベランダが設けてある。
1階はトスカナ式、2階はイオニア式の列柱が立っている。
また、ベランダの床には草花文の多色象嵌タイルが敷かれている。

 
回廊
 
ステキです!
床のタイルもなお良し!

 
サンルーム
陽の光が燦々と・・・・
 

 
撞球室(ビリヤード場)
 
建築面積138㎡、地上1階と地下室からなり、
明治30年(1897)以降に完成したと言われている。
 
洋館と同じくジョサイア・コンドル設計の木造建築。
校倉造り風の壁、刻みの入った柱、軒を深く差し出した大屋根など、
アメリカの木造ゴシックの流れを汲むデザイン。
 
コンドルが「スイス・コッテージ・スタイル」と呼んだように、
玉突場の天井のトラス構造などにスイスの山小屋のような特徴がみられる。
 
壁には、3種類の金唐革紙が貼られており、
H24年の修復工事により往時の姿に蘇りました。
 

 
当時ビリヤードは紳士の嗜みごととされ、同じコンドル設計の鹿鳴館や
旧古河庭園洋館にも撞球室が設けられている。
しかし、別棟で撞球室が造られることは極めて稀なことで、
洋館とは地下室で通路でつながっている。
 
ベランダの前のカラスがはめ込まれた部分は、
地下通路の明かり取りになっている。
 
S10年代には、図書館として使うようになったとのことで、
ビリヤード台は残念ながら残されていません。
 

 

洋館の建物は豪邸で豪華絢爛です。残念ながら撮影禁止となっています。

とても暖炉の数多かった。

洋館から和館へ

和館は当時の面影は消失されています。

撞球室(ビリヤード場)は中の見学は出来ない。
地下通路は未公開で残念。
通ってみたかった。

当時でこの暮らしぶりには驚き、財閥ってすごいと感じました。



異なる季節に訪れたい!



=旧岩崎邸庭園=

住所:東京都台東区池之端1-3-45

電話番号:03-3823-8340

開園時間:09:00-17:00(入園は16:30まで)

休園日:年末・年始 (12/29日~翌年1/1日まで)

入場料:一般及び中学生400円
     65歳以上200円 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
      20名以上の団体 一般及び中学生320円 65歳以上160円

最寄りの駅:千代田線 湯島駅 徒歩5分

公式サイト:http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html





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2017-10-01 Sun

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